タスペーサーの必要性

縁切りの必要性

なぜ縁切りは必要なのか

元々、屋根材の表面には、雨水排水や、通気性の確保を目的とした溝がついています。
しかし、その隙間を塗料で埋めてしまい、屋根材の合わせ目から進入してきた雨水が排出されなくなってしまいます。
そこに雨水が浸入し、結果的に屋根の腐朽や雨漏りの原因になります。元々ある屋根の隙間を人工的に造りだすことを、縁切りといいます。
この作業をするかしないかで、屋根の寿命につながります。

縁切りの必要性
溜まっていた雨水

左の写真のように、長年屋根の溝を塞がれた状態の縁切りをしたところ、溜まっていた雨水が流れ出てきました。
この雨水のたまりが、屋根の腐朽になり雨漏りにもつながっていきます。

一般戸建木造住宅の大敵は「水分」

  • 塗装完了後の縁切りでは塗膜が剥がれてしまうことがある。また、皮スキ、ケレン棒、カッター等での縁切り工法では屋根材コグチ部が破損することが多く、仕上がった屋根面に足跡をつけてしまう。
  • 塗装完了後、翌日の縁切りでは再び上下が密着してしまうことがある。
  • 塗装完了後3日後の縁切りでも、屋根材裏面奥に入り込んだ塗料が乾いてなかったために、適度な通気性確保が困難だった。

※当社のタスペーサーは従来の縁切り工法に比べて、手軽で簡単、そして適切な工法です。