タスペーサーの必要性

安全性について

実験1

財団法人建材試験センターの送風試験装置を用い、強風時の状況を再現。
風速10m/s~50m/sでのタスペーサー(隙間緩衝材飛散)の有無を確認しました。
送風保持時間は各10分間に設定しました。

【実験風景】

安全実験1
安全実験2
安全実験3

送風機出口中心から試験体屋根材までの水平距離は1,000mmに設定。屋根勾配は4/10に保ちました。
試験体上部は隙間6~7mmに、下部2~3mmに設定。風速を段階的に変え、目視確認しました。

安全実験4

隙間 上部6~7mm

安全実験5

隙間 下部2~3mm

【結果】

風速50m/sの状況で、スレート板屋根材の一部が上下に激しく振動しましたが、タスペーサーは飛散しませんでした。

実験2

安全実験6
確かな強度

左の写真は、11年前の屋根面でのテストですが、つま先、かかと、タスペーサーを挿入した上、両足で乗っても、タスペーサーは破損しませんでした。
タスペーサーを挿入した箇所の真上や周囲に、普通の作業性で、ある程度の加重がかかっても、屋根材が破損しにくいことがわかります。

実験3

弊社社の屋上に設置してある実験用木造切妻勾配屋根を対象として実験を実施。
この実験は、「タスペーサー」を利用することにより、野地板での「温度」及び「湿度」の変化を測定する。
※実験期間:2008年10月26日~1年間の予定

屋根の施工方法1

【屋根材施工状況】

屋根の施工方法2

【測定器設置場所】

屋根の施工方法3

【測定器類】